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鏡華御膳はいかがですか

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春の企画展「美と微 美の集積と技巧の微」が開幕した古代鏡展示館ですが、コロナウィルス感染防止のため再び臨時休館となりました。ご来館をお楽しみにされていた皆様、申し訳ございません。 古代鏡展示館は閉館していますが、春の花が咲きそろう兵庫県立フラワーセンターは4月末まで無休で開園しています。これから春の心地よい気候、早くコロナウィルス感染が沈静化し、当館も賑わいを取り戻したいです。 今回の企画展のポスターに大きく掲載している鏡は 団華紋鏡 です。 団華紋鏡 (隋~唐 図188) 企画展「美と微」にて展示中 鏡背面に表現されているのは、実在の植物を合成・図案化して創作されたおめでたい花。その花を円形に配した団華紋を主紋様としています。均整のとれた美しさ、デザインの巧みさを兼ね備えた「美と微」を象徴する鏡です。 企画展とコラボした訳ではありませんが、フラワーセンターレストハウス“フルーリ”には、団華紋鏡をモチーフにした春のオリジナルメニューがあります。その名も 鏡華御膳 (きょうかごぜん)。 鏡華御膳 ランチョンマット(矢印)にもご注目を! 50種類の食材を用い、豊富な彩りと味が楽しめるお料理。右側のお膳は団華紋そっくりなデザインですね。 鏡華御膳は2,000円(税込)、春季限定メニューです。 フルーリは当館から徒歩約3分。ご来館の際には、ランチにぜひご利用下さい。 なお、お食事は、11:00~14:00(ラストオーダー)です。

チューリップと団華紋鏡②

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チューリップとトルコとの関わりを調べていると、 チューリップ柄の、おしゃれなトルコ製鍋敷き(タイル)が売られているのに気づき、 思わず買ってしまいました。 「Artnicea社製トルコタイル花型鍋敷き」 ホームページの説明では、 「 ホワイトをベースにチューリップやカーネーションが沢山描かれ、紅白カラーが素敵なデザイン。トルコではチューリップは神聖な花として、カーネーションは天国を意味する花として特別な意味があります。そのためトルコタイルにも多く描かれ、トルコの人々に愛されています。  」 ということだそうです。 また、鍋敷きの裏に貼られているクッション材の説明によると、 「16世紀の伝統的なイズニク・トルコ陶芸品」で、 「無鉛の釉薬」がかけられているそうです。 イズニク陶器、イズニクタイルという名前をご存じの方も多いのではないでしょうか。 全体の輪郭も、唐鏡の八稜鏡と一緒! 思わず、うれしくなってしまいました。 八稜形の鏡 (騎馬狩猟紋八稜鏡 図録268) イズニク陶器には、皿にも八稜形のものもあるようです。 どうやら16世紀に中国のデザインの影響を受けていたそうです。

チューリップと団華紋鏡

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今年は例年より早い見頃となっています、フラワーセンターのチューリップ。 今、真っ盛りです。 4月14日(土)・15日(日)は天候が悪いようで、土曜日の午前中が見頃になりそうです。 きれいに咲き誇るチューリップを見ていると、ある鏡を思い出しました。 現在展示中の隋~唐(6~7世紀)の団華紋鏡(だんかもん きょう)です。 団華紋鏡(図録188) 「団華紋」とは、いろんなおめでたい花を複合し、円形にデザインされた紋様のことです。 その一部の団華紋を見ると、チューリップに似ていませんか? 団華紋鏡の内区の一部 フラワーセンターのチューリップ(4月12日撮影) 団華紋鏡のデザインには、これまでの中国にはない、西域からの影響が色濃く認められます。シルクロードからやってきた人と文化は、民族的な閉鎖性を越え、中国に新しい開放的で華麗な文化を作り出しました。 一方、チューリップの原産地はトルコ周辺 だそうで、有名なオランダへは16世紀になってから伝えられました 。チューリップの語源も、ターバン( チュルバン、tülbend ) からきているとの話もあるとか ( wikipedia情報)。 そう考えると、この団華紋のデザインにチューリップも影響を与えている可能性もあるかも。 今後も、注視していきたいと思います。