チューリップと団華紋鏡②

チューリップとトルコとの関わりを調べていると、
チューリップ柄の、おしゃれなトルコ製鍋敷き(タイル)が売られているのに気づき、
思わず買ってしまいました。

「Artnicea社製トルコタイル花型鍋敷き」

ホームページの説明では、
ホワイトをベースにチューリップやカーネーションが沢山描かれ、紅白カラーが素敵なデザイン。トルコではチューリップは神聖な花として、カーネーションは天国を意味する花として特別な意味があります。そのためトルコタイルにも多く描かれ、トルコの人々に愛されています。 」
ということだそうです。

また、鍋敷きの裏に貼られているクッション材の説明によると、
「16世紀の伝統的なイズニク・トルコ陶芸品」で、
「無鉛の釉薬」がかけられているそうです。
イズニク陶器、イズニクタイルという名前をご存じの方も多いのではないでしょうか。

全体の輪郭も、唐鏡の八稜鏡と一緒!
思わず、うれしくなってしまいました。


八稜形の鏡
(騎馬狩猟紋八稜鏡 図録268)

イズニク陶器には、皿にも八稜形のものもあるようです。
どうやら16世紀に中国のデザインの影響を受けていたそうです。