令和4年度冬季スポット展 「干支 卯(う/ボウ)」がはじまります。

みなさま。新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

古代鏡展示館は、2023年1月2日(月)より開館し、

同日より令和4年度冬季スポット展 「干支 卯(う/ボウ)」を開幕します。


今回の展示は、令和5年の干支(えと)、「卯」・「兎(うさぎ)」・「🐇」が表された鏡、

『月宮図鏡(げっきゅうずきょう)』(図録番号289)を取り上げます。

本鏡は、円形の鏡を満月に見立て、その鏡背に月にまつわる古代中国の伝説を図像で表現しています。

そこには、月の中にいる兎が表されます。


月宮図鏡のうさぎ
学校の飼育室の兎とは違い、少しワイルドで耳もやや短いですね。


本ブログでも何度も取り上げるほど話題の豊富な鏡ですが、

今回は「月の兎」に焦点を当てて展示・解説しています。


なぜ月の中に兎がいるのでしょうか?

そんな疑問についても現地配布の解説資料にて触れています。

※同資料では「えとって何?」と題して、「干支(えと)」についても解説しています。


令和4年度冬季スポット展 

「干支 卯(う/ボウ) ―仙薬を搗く月の兎―」

開催期間は、令和5年1月2日(月)~3月12日(日)です。


関心をお持ちの方は是非ご来館いただき、実物をご覧ください。


なお、当館は「月宮図鏡」を「ミュージアム干支コレクションアワード2023 兎」にエントリーしています。

様々なミュージアムから集う「卯/うさぎ」が入った館蔵品の中から好きなものを見つけて、1票を投じるというものです。

「ミュージアム干支コレクションアワード2023 兎」

投票期間は、令和4年12月13日(火)15:00~令和5年1月26日(火)15:00まで。

よろしければ、当館の「月宮図鏡」に1票を投じ、応援メッセージをいただけると大変励みになります。よろしくお願いいたします。

(K)