新しい展示室

 緊急事態宣言発出による休館に始まった5月も終わり。古代鏡展示館が心機一転スタートして半月余りが過ぎました。例年より早い梅雨入りにもかかわらず、多数の方々にご来館いただいています。感謝申し上げます。

1年にわたる増築工事によって従来の展示室(第1展示室)に新しい展示室(第2展示室)が加わりました。2つの展示室でご覧いただける作品の数も約2倍になりました。建物の外観はすでにご報告しましたので、今回は展示室の中を紹介します。


第1展示室

一見これまでどおりの展示室に見えますが。

展示内容を一新しました。「青銅の時代」をテーマとし、三国時代以前の銅鏡だけではない青銅器などの作品をご覧いただけます。

企画展「青銅の響き」 開催中
夏ー商から春秋戦国時代の青銅の楽器などを展示しています。(9/12まで)


第1展示室と新しい第2展示を結ぶ廊下
薄暗くて怖がるお子さんもいました。突き当たりにはお出迎えの作品が。

第2展示室
新しい展示室は第1展示室と対照的に時代の華やかさを象徴した明るい雰囲気。「高級宝石店みたい!」とのご感想もありました。
「唐王朝の精華」をテーマに隋唐時代の金銀銅器、俑(よう)などの作品を展示。隋唐時代の銅鏡はこちらでご覧いただけます。

当ブログでは、これから展示作品も紹介してまいります。
新しい古代鏡展示館、どうぞよろしくお願いいたします。