読売テレビ「ミヤネ屋」の取材

5月15日(月)に、読売テレビ「ミヤネ屋」さんが取材に来館されました。

取材の対象は「鏡」・・・ではなく、「耳かき」。当館では鏡を含む化粧道具一式(櫛、刷毛、漆容器など)を展示していますが、その中に耳かきが含まれています。

 
【図録343】

およそ2,200年前の前漢時代のものと推定されており、長さが7センチほどあります。青銅に鍍金されたもので、先端のさじ状部分の根元に獣面のような装飾があります。根元はソケット状になっており、木製の柄がはめられていた可能性が考えられます。


放送によると、耳かきはあまり奥の方までしない方がよいとのこと。古代人の感想を聞いてみたいものです。