6年目の古代鏡展示館

 古代鏡展示館のある兵庫県立フラワーセンターは今チューリップが真っ盛りです。

5年前の2017年4月14日、チューリップが咲き誇る中、当館は誕生しました。

開館当日の古代鏡展示館前

フラワーセンターからは、チューリップとともに古代中国鏡にちなんで中国原産の植物をあしらった展示も用意いただいてお客様をお迎えしました。

開館した頃の展示室

当時は展示室1室に古代中国鏡約100面を展示。奥の展示ケースには、コレクションの中で最多を占める海獣葡萄鏡35面を展示ケース内いっぱいに展示していました。この展示室は、現在も第1展示室として、室内の雰囲気は大きく変わっていませんが、奥の展示ケースは展示内容を変えてご覧いただいています。

開館から5年が過ぎ、その間に千石唯司氏から陶器や金属器などを新たに寄贈いただきました。これにあわせて新しい展示室(第2展示室)を増築、2つの展示室で多彩な中国の美術工芸品をご覧いただけるようになりました。


今年もまたチューリップの季節が巡ってきました。当館の前もフラワーセンターが丹精込めて育てたチューリップが皆様をお出迎え。6年目を迎えた古代鏡展示館は今後もコレクションの魅力を発信する展示を行います。これからも当館をよろしくお願いいたします。