開幕にむけて

9月14日(金)から秋季企画展「唐王朝の彩り-宮廷の栄華をうつす金銀銅-」が開幕します。
それにともない、本日は展示替えのため臨時休館。休館中の展示室では、明日にむけての展示替えが大詰めを迎えています。
小さな展示室ですが、今回ほど大規模な展示替えは初めてです。

作業の様子を少しご紹介しましょう☺
11日まで展示していた銅鏡は、きれいに撤収しました。







秋季企画展のパネルを設置中です。
展示品配置の瞬間、緊張します!







ひとりでも多くのお客様に、小さな作品たちの 繊細な技巧と彩りを観ていただきたい・・・
微調整を繰り返して仕上げていきます。







明日から開幕の秋季企画展、どうぞ皆様お楽しみに。


◆担当学芸員おすすめの逸品◆
頸のくびれた小壺に短い足がつき、宝珠形のつまみの蓋がのる。全面に草花や、その中を走るイノシシやウサギ、鹿が描かれ、繊細な魚々子紋で埋める。
金色に浮き上がる紋様と黒い地肌の対比が鮮やか。
銀鍍金禽獣草花紋三足壺(鍑)  唐  高5.9cm 胴径5.8cm