古代鏡展示館取材ありがとうございます

加西市内の中学校を訪問したところ、生徒が作成した新聞に古代鏡展示館が取り上げられていました。
(教員の許可を得て撮影・掲載しました)

この新聞は、社会科の地域学習の一環として夏休みに生徒が市内各所へ足を運び、自ら調べたことをまとめたものだそうです。
夏休み期間中に熱心に見学していた中学生がいたことを記憶していましたが、まさか取材していたとは知りませんでした。数多くの加西市内の名所旧跡や特産物などとともに古代鏡展示館を選んでいただき、ありがとうございました。

記事に掲載されているのは「孔雀石象嵌透彫鏡(くじゃくいしぞうがんすかしぼりきょう)という鏡です。
孔雀石象嵌透彫鏡(図版番号22)

別々につくられた鏡面と鏡背面をはめ合わせた二重体鏡と呼ばれるもので、約2,300年前の戦国時代の鏡です。数多くの展示品の中からこの鏡を選んだあなた、目のつけどころが見事です!

中学生の皆さん、古代鏡展示館では、社会科の教科書に出てくる中国の歴史資料を直接見ることができます。わからないことはスタッフに質問もできますので、ぜひご来館いただき、歴史を体感して下さい。